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タイ

バンコクのスネークファーム予防接種【準備・当日の流れ・種類】

※以下は2022年10月15日に投稿した記事をこのサイトに移行したものです。

世界一周の一カ国目にタイを選んだのは予防接種を安く受けるため。

タイ到着の翌日に「タイ赤十字病院」通称「スネークファーム」で予防接種を受けてきました。

その時のことをもとに、ワクチン接種について準備しておくと良いこと当日の流れ、私が接種したワクチンの種類についてご紹介します。

バンコク「スネークファーム」で予防接種【準備・当日の流れ・種類】

準備

準備しておくと良いことは以下の3つ。

  1. 開院日時の確認(予定に余裕をもつ)
  2. ワクチン接種経歴の確認
  3. 会計用の現金(私たちは5種打って5320B)

どれも必須ではないですが、準備があると当日の流れがスムーズです。

一つずつ説明します。

当日パスポートは必須です!

①開院日時の確認

病院の掲示板に現在の開院日時についてのお知らせがありました。

この情報はネットで探しても見つからなかったので、閉まっていた時のために予定に余裕をもっておくことをおすすめします。

SNSでの情報収集も多少役立つかもしれません。

ちなみに接種の予約は不要でした。

②ワクチン接種経歴の確認

当日の問診票に今までのワクチン接種経歴についてのチェックがあります。

「Never」「Not sure」もしくは「1」から「5」の接種した回数に✔︎を入れます。

わからなければ「Not sure」で良いのですが、時間があれば母子手帳等で確認しておくと良いでしょう。

また、チェックシートのワクチン名は英語なので、少なくともワクチンの名前のメモを持っておくと便利です。

ここに、対象となるワクチンの種類を載せておくので参考にどうぞ。

Cholera:コレラ
Hepatitis A:A型肝炎
Hepatitis A/B:A/B型肝炎
Hepatitis B:B型肝炎
HPV(Cervarix/Gardasil):
ヒトパピローマウイルス子宮頸がん
Influenza:インフルエンザ
Japanese Encephalitis:日本脳炎
Meningococcal:髄膜炎菌
Mump-Measles-Rubelia(MMR):
おたふく・麻疹・風疹
Pneumococcal:肺炎球菌
Polio:ポリオ
Rabies:狂犬病
Tetanus Toxoid/Diphtheria Tetanus:
破傷風・ジフテリア
Tetanus-Diphtheria-Pertussis:
破傷風・ジフテリア・百日咳
Tetanus-Diphtheria-Pertussis-Polio:
破傷風・ジフテリア・百日咳・ポリオ
Typhoid:腸チフス
Varicella:水痘
Yellow Fever:黄熱病

③会計用の現金

病院での会計は現金のみです。

私たちの場合は一人当たりが登録料20Bとワクチン5本接種5320Bで、合計5340Bでした。

建物の東側の出入り口から少し進んだところにATMがあるので、キャッシュカードやクレジットカードでお金を引き出すことも可能です。

当日の流れ

当日の流れは次の通り。

  1. 問診票の記入
  2. 検温と心拍数血圧測定
  3. 利用者登録(問診票、パスポート・20B)
  4. ドクターと問診(接種ワクチン・今後の予定の決定)
  5. ワクチン購入
  6. ワクチン接種
  7. イエローカードの受取

病院に入ったところからイエローカード(接種証明)を受け取るところまで、案内の看護師さんがサポートしてくれます。

旅行者や日本人の対応にもなれた様子でした。

なので、流れで特筆することはたいしてないのですが、ワクチン接種の諸々の中で1番大切なのがドクターとの問診です。

ここで、接種するワクチンの種類が決定し、今後の接種予定についてアドバイスをもらいます

自分にあったワクチンを接種するために、ワクチンの接種経歴や薬の服用の有無、アレルギーの有無、また、今後訪れる国について正しく伝えましょう

接種ワクチンの種類・予定

私たちは世界一周の準備として、日本でワクチン接種を何もせずにタイにきました。(乳幼児期のものは除く。)

その上で行きたい国を伝えドクターからおすすめされたのが、A型肝炎(6ヶ月後に2回目接種)・日本脳炎・髄膜炎菌・狂犬病(7日後に2回目接種)・破傷風・腸チフス・黄熱病の7種類です。

バンコクの滞在は7日間なのに、A型肝炎や狂犬病のように2回接種が必要なものもあり心配したのですが「2回目は次の旅先で受ければ良い」ということで、接種の予定を組んでくれました。

それがこちら。

  • 当日:日本脳炎、髄膜炎菌、狂犬病1回目、腸チフス、黄熱病
  • 7日後次の旅先(チェンマイ)で:狂犬病2回目、破傷風、A型肝炎1回目
  • A型肝炎1回目から6ヶ月後その時の拠点の病院で:A型肝炎2回目

2回目を別の病院で受けられるとわかったのは大きな収穫でした。

また、生ワクチンか不活化ワクチンかで回数やスケジュールが変わるそうです。

みなさんもワクチンの情報をご自身で調べたり、医師に相談して接種の予定を旅程に組み込んでください。

費用

最後に今回の費用をご紹介。

メディカルサービス50B
日本脳炎460B
髄膜炎菌2500B
狂犬病350B
腸チフス550B
黄熱病1400B
合計5310B

日本円にして約2万円と、日本で打つよりかなり安くすみました!

おわりに

当日の流れは思っていたよりもサクサク進み、無事にワクチンを受けることができました。

左に3本、右に2本も打ったので2日後あたりまで腕の痛みがあったり、若干体にだるさがあったのですがそれも治りました。

スネークファームでのワクチン接種は、日本よりもずいぶん安くできるのでおすすめです。

この記事が皆様の参考になればと思います。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。よい旅を!