バンコクに来た目的
バンコク到着の翌日、朝の7時前。
まだ疲れは残っているが早く外の空気を味わいたい気持ちが勝って動き出す。
シーロムにほど近いバーンラックというエリアにある一泊約2000円の今回の宿。
屋上もあるようなので簡単に身支度を済ませて階段を上っていく。
屋上のドアを開けると東南アジアらしいむわっとした空気に包まれた。
朝なので気温は30度までいかないくらい。
屋上自体は洗濯もののシーツが干してあるくらいだが、周りの建物の様子を見ているとバンコクにいるのを実感する。
ひときわ目立つ不思議なビルはマハナコンタワー。

景色を楽しんだら近くの朝7時から開いているスーパーがあったので飲み物を買いに出かける。
昨日の夜はなかった街角のドリンクスタンド、露店で買った食べ物の入ったビニール袋を提げて歩く人たち、のんびり優雅な様子の猫。
ちょっと行って帰ってくるつもりが辺りをうろうろしているうちにあっという間に小一時間経っていた。
水とザクロのジュースを買って帰り、ゆったりしながら今日の作戦会議。
『今日はただ散策したいな』と思っていたが「スネークファームに行く。」という夫の一言に反対する言い訳が見つからない。
バンコクを最初の目的地にしたのはこの先の旅に向けて予防接種を受けるためだからである。
「もしかしたらお昼は休憩してるかもしれないし、散策やお昼ご飯済ませてから行こう」と、なんとか理由をつけてぶらぶらする時間を確保した。
いざ出発。
散策とはいっても10時ごろになると暑さを感じるのでバスに乗って近くまで移動。
道路が込んでいるのでそれほど速くないが運賃10Bahtで約2キロの道を楽できるのはありがたい。
シーロム周辺のショッピングモールや小道を歩き回っているうちに昼頃になったので”緑の丼マーク”がついている麺屋さんを見つけてお昼にする。

”緑の丼マーク”は料理の美味しさが認められたお店に掲げられる目印。
スープは麺にかけるのか別なのか、よく分からないけど早速”緑の丼マーク”のお店を見つけて食事できたことに満足した。
そしてスネークファームへと向かう。
ワクチン接種についてはいつ、何回、どのワクチンを打てばいいのかが下調べでは把握しきれていなかった。
パスポートのほかにワクチン接種歴をまとめた紙をもって少し心配しながら挑んだが、病院側は旅人のワクチン接種には慣れているようでスムーズに事が進んでいった。
問診票記入や検温等を済ませドクターとの問診の後にワクチンの購入(支払い)→ワクチン接種という流れ。
看護師さんも先生も丁寧に対応してくださってあっという間に接種完了。

両腕あわせて5ショットのワクチンを接種して5,310Baht(約2万円)、支払いは現金で近くにATMもあり。
接種したのは、日本脳炎・髄膜炎菌・狂犬病・腸チフス・黄熱病。
これからの旅で大きな病気をするリスクはなるべく可能性を下げておきたかったので、腕は痛いけど一仕事終えて安心。
ドクターから狂犬病2回目以降やA型肝炎、破傷風の今後のワクチン接種スケジュールを教えてもらったので完了ではないけど…。
両腕はずーんと痛く体もだるくなってきそうだったので早めに家の近くまで戻り、近くのショッピングモールの店でガパオライスを食べて帰る。
到着翌日からよく頑張った一日だった。

